詰め込み教育のデメリット、(合わない子の)末路

日本語教育

我が子はインター在籍時も、日本の学校に転校後も、漢字が嫌いです。

ドリルをさせれば手が止まり、漢字辞典を読み込んでドリルが終わらない。

このことを、あることがきっかけでインターナショナルスクールの先生がこの現状を知り、「お子さんに詰め込みはさせないで。」と言われました。

その理由を聞くとこのように教えてくれて、納得でした。

  • 詰め込みが合う子もいるが、我が子には合わない。
  • 我が子はやりたいこと、自分でやらなければならないと気づいた時にはとことん思いっきりやっている。

このような特徴から、小さいうちに詰め込むと息切れしてしまって最後まで力が発揮されないから、と言うことでした。実際に先生は詰め込み教育をされて潰れていった子供を何人も見ているとのこと。

我が子はまだ小さいし、反抗期も来てないので素直に詰め込ませてくれます。

ただ、漢字は苦手だろうな、嫌いだろうなとは感じておりまして、手が止まる度に声かけ、これが連続するとこちらも我慢の限界が来て怒鳴ってしまう。そして子供が泣く、の悪循環でした。

なぜ漢字をここまでやらせていたかと言うと、学校で漢字テストがあるから。漢字なんて練習すれば誰でも書ける。これを落とさず、毎回100点を取れば自己肯定感につながるだろうという考えでした。
しかし嫌いな科目を強要して、怒鳴って泣かせる方が自己肯定感を下げますよね。

はっと我に帰りました。自分のことが見えていない。客観的な意見てすごく大事ですよね。

正直、漢字が書けるって(日本国内の)大学受験までかなと思っています。社会に出ればパソコンで打つし、読めるので正しい漢字がわかる。無駄なことだってわかっているのに「みんなと同じようにできなくちゃかわいそう。」観に囚われてしまっていました。

勇気を持って、自己肯定感を育むことを最優先に勉強も取捨選択していきたいです。
今我が家でやっているのはネットで無料プリントを拾ってきて、学年の漢字テストをして、書けなかったものだけをもう一度ノートに書く。これだけで毎回漢字テストは100点です。

ちなみに私が見てきた英才教育という詰め込み、教育虐待をされてきた子は、学校で暴力を振るう問題児となっています。
その実態を知らないのは親だけ、という恐ろしいおまけ付きです。

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